2011年2月9日水曜日

自動車メーカーさんのテストコースに行っていました

 先週仕事の関係で、ある自動車メーカーさんのテストコースに行っていました。


 開発中の車両もコースを走行しているため、入門チェックが厳しかったです。

 テレビなどの映像でテストコースを見る機会はあるのですが、実際に自分が車両に乗車してテストコースを周っていると、思った以上に車酔いしました。

 私は普段車で酔ったりしないのですが、テストコースは、カーブラインがバンク形状になっています。

 競輪場などと同じで、道路が斜めになっていて、スピードを出して走行してもラインアウトしないあの形状です。



 これが実際に走行すると、重力がかかるので、結構苦しいです。

 手を前方に上げていても、重力でひざまで落ちてきます。

 ストップウォッチを持ちながら計測していたのですが、手が重くて落ちてきますし、何よりストップウォッチを見ながら車に乗り続けていますから、途中で車から降りたくなるほどの車酔いに襲われました。



 こんなコースを耐久試験ドライバーは、日常業務で走り続けるのですが、私には無理です。

 ちなみにフルフェイスのヘルメットも、重力で頭が押さえつけられる感覚が疲れを促進します。



 私は、車両を作っているわけではなく、車両に搭載した機器類のテストのため乗車したのですが、更に車両を開発している人たちは、デコボコ道をを走り続けるなど過酷な試験があるそうです。

 ちなみに、ベルギーの石畳を模擬した道路のため、石畳のデコボコ道はベルギアンというそうです。



 なるほどと思ったのが、新型車量の開発では、盗撮等防止目的に、上空にヘリコプター等が通過するときには、アナウンスが流れて車両を屋根付の車庫に一気に退避させるそうです。

 行く前は、楽しみにしていた、テストコースの走行試験ですが、私は当分行きたくなくなりました。

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