2011年3月10日木曜日

中国北京市  自動車規制による自動車メーカーの明暗

 ちょっと前から、中国の主要都市で渋滞対策のために自動車のナンバープレートの発行制限がかかりました。

 「あー、これから自動車会社は中国の販売が鈍化するのかな」ぐらいのことしか想像していませんでしたが、トヨタ、ホンダ等は、大都市での販売比率が高く、今年に入って1ケタの伸びに留まる一方で、内陸部(規制対象になっていない地域)の販売比率が高いフォルクスワーゲンや日産が2ケタの伸びを維持したようです。

 日産は、低価格車を最近頻繁に中国市場に投入していたようです。

 ちなみに、北京では3月分のナンバープレート発行枚数は2万枚に対して21万5千枚の申込みがあり、10人に1人以下しか当たらない状態だったようです。

 自動車の全需としてはまだまだ多い日本ですが、日本の自動車メーカーは、1番北米、2番中国を重要戦略市場考えてか、最近の自動車は車体の大型化が、進んできていると思います。
 まあ、なんか個人的には悲しい気がしますが、営利企業ですから仕方ないのかもしれません。

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