第1四半期(4~6月)の自動車会社各社の決済は、大手企業を中心にとても好調でした。というよりも絶好調でした。
ですが、現在の日本の自動車メーカーの置かれた状況を考えますと、これからとても厳しい時期を迎えると思います。
理由は私が言うまでもなく
①補助金の廃止(延長される可能性はありますが、順当に行けば補助金が打ち切りになると思います)
②円高
の2点があるからです。
このことは、各社とも分かりきっていますから、リーマンショックのような混乱が発生するとは思いませんが、各社の短期見通しを見ても厳しい数字になっています。
しかし、その割りに、株価的にはそれほど大きな変化が起きていないと思います。
私は、信用取引はしませんから(というよりも信用取引をするほどの度胸はありませんから)、空売りをするようなことはしませんが、今後の株価には注目していきたいと思います。
当然のことながら、自動車部品メーカーも同様の影響が出ると思いますので、銘柄としては広範囲にわたると思います。
個人的には、国内の需要が多い、軽自動車の割合が高いメーカーが主に苦境に立つのではないかと思います。
ただし、スズキのようにアジア市場に強いメーカーはちょっと予想が出来ません。
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