2010年8月22日日曜日

エコカーのイメージと実力。ハイブリッド車は本当にエコか?

 今日は午後半日、テニスをしていました。

 4面あるテニスコートが、我々が使っていたコート以外の3面は利用者無しです。

 午後半日借りて数百円なのですが、暑いのであえてテニスなんかする人間は少数派でした。



 本題です。

 先日、乗用車を開発しているかたと話をする機会がありました。

 その方のお話では、

「ハイブリッド車は、購入価格とメンテナンス費用を考えると、都会では走行距離が少ないから多少燃費が良くても割高になる」

「でも現在ハイブリッドはエコのイメージがあるので、各社販売地域を問わずとても好調に売れている」



 私もこの意見にある程度賛成です。

 何年か前ですが、自分で所有したとして計算すると本当に割高でした。

 現在どの程度燃費性能が向上しているか調べていませんが、長距離を乗らないドライバーが一般的乗用車に対して、総経費を下げるのはほぼ不可能だと思います。

 ハリウッドスターがハイブリッド車に乗ってレッドカーペットに現れたりしていましたが、イメージ戦略丸出しです。

 確かに、ハイブリッド車に乗っていて、悪趣味な車と思われることは少ない気がします。



 じゃあ、いったい何が現在において、エコカーなのか?

 近未来ではなく現在購入できるもの有力候補として、ディーゼル車なのだそうです。



 燃費はいい、軽油(ディーゼル)代もガソリンに比べて割安。

 でも、イメージはとても悪いですね。

 何年も前に、石原都知事がトラックのディーゼルガスのススをテレビで指し示してトラックを悪者にしていたりしましたし、過去のディーゼル車乗用車を含め、黒鉛を巻き上げながら走っていました。



 現在のエンジンは、排気ガスも騒音も改善されています。

 欧州は販売の過半数がディーゼル車の国が多々あります。

 それでも、日本での普及はイメージを変えない限りあまり伸びない感じがしますね。



 もうひとつ、日本でディーゼル車が普及しない原因があります。

 オートマ車の場合ディーゼル車は燃費がとても悪化する。

 これは、困ります。渋滞の多い日本では、オートマ車が圧倒的に多いですから。

 欧州で売れているディーゼル車はマニュアルなんだそうです。

 でも、ある日本のメーカーは、オートマ車でも燃費がそれほど悪化しないレベルまで改善されているそうです。



 今後、イメージのハイブリッドが独走を続けるのか、実利のディーゼルが巻き返すのか、どっちでしょうね。



 明日から、出張が多くブログの更新が不定期になると思います。

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