2010年7月10日土曜日

タイ株式投資について

 今日はタイランドの株式に投資していたときのことを書こうと思います。

 今から3年前の2007年にタイの企業に投資をしました。
 この時期投資をしたのは、当時リーマンショック以前でBricsという言葉がもてはやされており、新興国に投資をするのがブームだった時期でもあります。
 タイは、Brics(ブラジル、ロシア、インド、中国)に入っていませんが、まだ発展途上段階だと思います。

 そんな中、2006年にタイで軍事クーデターが発生し、軍事政権が樹立、政治を取り仕切る事態がおきていました。
 当時の軍事政権は、タクシン政権(タクシンは巨大企業の経営者で、経済通だがお金に関する悪いうわさもありました)を拒絶するために行われたクーデターでしたが、いざ政治を取り仕切ってみると、経済政策はデタラメで、とんでもない法律改訂を打ち出して、1日で外資が逃げ出し株が大暴落、法律改訂の中止決定など、経済政策に関しては愚か過ぎる行いをしていました。
 当時、私だけではなく多くの人が考えたと思いますが、こんなことだから軍事政権は長続きしないと判断しました。
 実際政府自体も、自らを暫定政権とうたっていました。
 そのため、軍事政権で売られていたタイ株式購入に踏み切りました。当然、軍事政権解散後の株価上昇狙いです。
 購入した株はタイ国内では大手企業数社です。

 結果、軍事政権は公約どおり、暫定政権としてその役割を終え、選挙による新政権が樹立されました。
 ここまでは、予想通りの流れになりました。
 その後、新興国のセオリーどおり、好調に経済発展もしていたのですが、テロだの暴動だのが起きて空港が業務停止してみたり、経済活動が止まってみたりと国家として安定しません。
 ここが残念ながら、私の予想と違ってしまったところです。

 タイという国は遊びにいくと楽しいですし、株式も企業数が少なく、業務内容が明確なため研究していて楽しいです。
 ただ、政治は読めません。
 今後、時折タイ株式についても書き込んでいきたいと思います。
 外国株式投資未経験者の方の参考にでもなればと思います。

 タイのショッピングセンターなんかを見ると、きれいな建物、でも売っているものがちょっと安い感じです。

http://www.bangkoknavi.com/shop/38/

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