2010年7月29日木曜日

日本市場の特殊性とソフトバンク、サザビーリーグ

 多分世界中どこの市場もそうだと思いますが、私のわかる日本市場に関して投稿します。




 日本の市場は独特なため(ここが多分世界中どこの市場も独特なためとなると思います)、外国企業が自国で展開しているサービスをそのまま持ち込んでも成功しないのが通例です。



 例として、フランスのカルフールです。どこでもいいのですが、カルフールはフランスで大成功を収めているビジネスモデルをそのまま日本に持ち込んで速攻で失敗&撤退をしたので例に挙げます。

 自国の成功例として、まとめ買いの製品構成ですが、日本人は家が狭いのでまとめ買いをしません。

 年末シャンパンの大量陳列も、日本人をわかってないですね。

 そんなおしゃれなことは少数派です。「正月はこたつにみかんでしょ」と思います。

 カルフールは日本上陸当初黒船襲来と言われましたが、本年見事に黒船は、名称含めて日本から撤退です。



 カルフールのフォローです。行ったことはありませんがフランス本国では大盛況だそうです。



 さて、ここからが本題です。

 yahooという企業も世界的にはシェア争いで苦戦しているそうです。

 世界中yahooの現地法人は筆頭株主として、米国yahooなのだそうです。

 そのため米国流のやり方の強要に、現地法人が惑わされているということも一因としてあると思います。



 そんな中、例外市場があって、その例外が日本市場なのだそうです。

 日本だけはソフトバンクの孫社長が、ヤフーが無名時代に提携交渉し、筆頭株主になっています。

 日本法人はソフトバンクが日本市場向けに、サービス提供しているからだそうです。



 ソフトバンクという会社は、海外企業との提携と、日本市場のサービス展開が実にうまいと思います。

 規模は大きく異なりますが、サザビーリーグという会社も海外企業との提携と日本市場のサービス展開はとてもうまいと思います。



 10年程前、私はアニエスというブランドがとても好きでした、この日本市場担当がサザビーでした。

 それが契約解消後の近年。アニエスというブランドに興味が薄れてきています。

 年齢的に私の好みが変わったことが大前提ですが、やはり日本市場向けの細かな気配りに荒さが出てきていると思います。

 

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