2010年7月13日火曜日

タイランドについて

 先日、タイ株式投資に関して書きましたが、書きたいことはまだあるので、今日は続きです。
 タイの株式に投資しようとした判断材料です。

 タイは、ミャンマー、ラオス、ベトナムと接しています。
 周囲も発展途上国、ミャンマーにいたっては長期軍事政権で、経済交流が少ない状態でした。

 ここに、東西回廊が走りました。ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムが1本の道路でつながりました。
 ミャンマーは当面期待できないとして、経済的にこれから発展していく可能性の高いベトナムがいます。
 タイの企業がベトナムに進出する動きも加速しています。

 次に南北回廊です。南北回廊は、中国の昆明から景洪を経て、タイのチェンライ、そしてバンコクまで南北に続くインドシナの幹線道路です。
 こちらも北の中国からの物流ルートが確立されました。

 そして、タイは盛んにFTAを近隣国と取り交わしています。FTAとは自由貿易協定Free Trade Agreementの略で、2国間の関税廃止等、通商上の障壁を取り除く協定です。

 タイは、アジア地域のFTA推進者ですし、地理的にもASEANの中心に当たります。

 どうでしょう。これだけのインフラが整備されれば、当然経済発展は加速します。

 ただ、前回の結論と同じになりますが、タイの問題は、政治が安定しないため何が起こるかわからないことです。
 タイの企業に投資をしていると、人生ゲームのようにアップダウンの波がやってきます。

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