2010年7月25日日曜日

民放各局銘柄に関して

先日、テレビ関連銘柄に関して書き込みをしました。


内容としては、ネットをしている時間が増えてきたが、まだまだテレビを見ることも多いから、テレビは当面メディアの中で一定の力を維持するという内容です。



ただ、最近ある本を読んでいてなるほどと考えさせられる内容があったので、再度メディアとしてのテレビに関して書き込みをします。



日本のテレビは、ドラマの見せ場や、クイズの正解直線などのヤマ場にCMに切り替わってしまう、「ヤマ場CM」が圧倒的に多いです。

これは、日本でテレビを見ている人ならほとんどの人がうなずけることだと思います。



86%の日本人は、このヤマ場CMに不愉快、いらいらすると感じているという調査結果があります。



それと相反して、番組が一息ついたときに流すCMを「一段落CM」と呼び、こちらは好感をもつという調査結果でした。



さらにアンケートによると、ヤマ場CMの中で流れた商品やサービスを利用したくないと、回答した人が圧倒的多数でした。



視聴率維持のため、ヤマ場CMを多用している日本のCMは、わざわざお金を掛けて商品の嫌悪感を誘導しているということになります。

テレビ局にしてみれば、CMの際にチャンネルを変えられるのを防ぐため、仕方がないと考えているようですが(実際そのような発言をする民法の社長もいます)、スポンサーにしてみれば、高いお金を出して商品を嫌ってもらうようなら広告費を別のものに使いたいと考えます。



この矛盾を解決している広告メディアがGoogleです。

Googleが提案している検索連動型CMではユーザーの受け取り方が違います。

何せ、検索キーワードに最適なCMを検索結果とあわせて表示するため、ユーザーが必要としている情報に近いものをオンタイムで提供できます。



Googleを検索会社ととらえると、何でそんなに儲かるんだと考えてしまいますが、広告会社と捕らえるとうなずけます。



最近も、民法会社の会長がネットがテレビを越えることはできない、なぜなら、メディアの配信量などテレビに比べて極端に少ないと発言していましたが、広告としての質を考えた場合圧倒的にネット広告に分があります。



ここで、私個人の生活です。

私はテレビはそこそこ良く観るのですが、最近リアルタイムにテレビを見た記憶がほとんどありません。

最近の例外はワールドカップぐらいだと思います。

すべて、HDDに録画したものを早送りしながら見ています。

私が勤めている会社は、そこそこテレビCMを流しているのですが、今現在どんなCMなのかちょっと思い出せないです。

ポスターが会社に貼ってあるので、起用しているタレントさんはわかります。



ここのところが、現在テレビ局が抱えている問題点なんだと思います。

従来どおり、広告媒体として生きるのか、コンテンツを売るという形態に切り替えるのか、その他の道かをテレビ会社は問われているんだと思います。

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