つい先日発表された、ニュースです。
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「ヤフー・ジャパン、グーグル検索エンジン採用へ」
日本最大のインターネット・ポータル・オペレーターのヤフー・ジャパンは火曜日、マイクロソフトのものではなくグーグルの検索エンジンと広告配信システムを採用すると伝えた。
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私にとって、株式所有などによる利害関係のない企業のニュースですが、衝撃的なニュースだと思います。
日本国内の話ではありませんが、私はマイクロソフトという会社は、将来ライバルになりそうな企業を徹底的につぶしにかかる企業だと考えています。
WINDOWS95が発売されて、マイクロソフトに注目が集まっていた頃、特に際立っていたと思ういます。
ただし、インテルなども同じようなことをしており、アメリカのIT産業そのものがこのような体質の会社が多かったと思います。
マイクロソフトの戦略として、将来ライバルになりそうなまだ規模の小さい会社に対して、裁判を起こして相手の営業活動を妨害し、資金繰りをショートさせるということもやってきたと思います。
マイクロソフト自身が上記の内容を認めているわけではありません。あくまでも、個人的にそう思うだけです。
ではなぜ、マイクロソフトはグーグルという企業をつぶしにかからなかったのか?
いろいろなことを色々な人が主張していますが、私はこの見方が一番しっくり来ます。
"マイクロソフト自身が、サービスを無料で提供して、広告収入で利益を得るということをあまり真剣に考えなかったので、グーグルがまさかここまで成長すると考えなかった”
マイクロソフトのビジネスモデルは、OSやアプリを標準化して買わせ、尚且つアップデートサービスを打ち切るなどして、ユーザーに買い替えさせるというビジネスモデルできました。
ライバルをつぶすという戦略のために、無償提供したソフトウェアはあると思いますが、基本的にどうやったら、標準化して全ユーザーから料金を払わせるかということを考えるビジネスモデルだと思います。
グーグルは使い勝手のいいサービスをネットを介して無料で提供しています。
過去は別として、今現在私は米国株式は所有していません。
ただ、個人的な好き嫌いとして、グーグルが好きです。マイクロソフトは、、、です。使ってますけど。
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