2010年7月2日金曜日

日本政府は中国人向けに個人の観光ビザの発給条件を緩和しました

昨日から日本政府は中国人向けに個人の観光ビザの発給条件を緩和しました。


日本人は中国に行くのに、滞在期間が2週間以内であればノービザで行けます。
でも中国人は日本に行くにはビザが必要です。
これまでは年収25万元(およそ330万円)以上の人にだけにしか発給が認められていませんでした。

都市部の平均年収が3~4万元(40~50万円ぐらい)ですから、いままではなかなか日本にいけるものではなかったようです。

いままで日本で見た中国人旅行者は超リッチ層なんですね。

今回の緩和策で年収3~4万元(40~50万円ぐらい)の人でも発給が認められるようになったということです。

これから中国人観光客は増えるのかも知れません。
そのときに、利益を享受できる企業はどこなのか考え込んでしまいます。


ただ、中国人が日本に来ようとすると、日本での逃亡防止等を目的に旅行会社に高額な保証金を預けさせるケースが多いようです。

何もなく中国に戻ればお金を返してくれるシステムらしいのですが、今までどおり3~4万元(40~50万円ぐらい)のお金を担保にしなければならないようなら、年収3~4万元なのにわざわざ日本に行く気も起きないと思います。

われわれの感覚に置き換えると、500万円くらいのお金を積まないと、○×国にいけないと言われれば、一般庶民は「そこまでしていきたくねーよ」と考えてしまうと思います。

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